好奇心旺盛ガールの徒然日記

好奇心旺盛ガールの日記です。恋愛や日常のエッセイを主に綴っています。

婚活って一体なんだ


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最近よく聞く「婚活」というワード。コトバンクで調べると

「結婚活動」の略。 就職活動が「就活」といわれるのになぞらえた表現で、結婚も、就職と同じように積極的な活動が必要であるという意味を含んでいる。 

とでてくる。

「結婚に向けて積極的な活動をする必要があるのか?」婚活という言葉に、若干アレルギーがある26歳ナースたちが「婚活」「結婚」というキーワードについて語った女子会の内容をまとめた議事録を公開する。こんな考えの女性たちもいるのだと、暖かい気持ちを持ちながら読んで頂けると幸いだ。

 

メンバー

私(既婚)、A子(既婚)、B子(既婚)、C子(未婚)、D子(未婚)

 

「婚活をする人=結婚したい人」だという認識で話を進める。そもそも婚活している人たちはどうして結婚をしたいのだろうか。現代では必ずしも結婚をしなければならないわけではない。そして結婚をしていない人も大勢いる。そんな中で女性が結婚をしたい理由について真剣に考えた。(女性目線)

 

まず、結婚したいという理由として考えられるのが子どもがほしいから。子どもを授かるにはパートナーが必要である。育てていくために必ずしも結婚が必要なわけではないが、子孫を後世に残すために配偶者を持ち家庭を築きたい。という理由は理にかなっているのではないか。と思う。子どもを持つには年齢的なメリットがある。今彼氏がいなかったり、今の彼氏では不十分だと判断した場合に、婚活という形で目標達成に向けて行動するのは我々も理解ができた。

 

もう一つ理由として考えられるのが、自分の老後の話。これは女子会中にネットで「婚活  理由」と検索して出てきたものである。一人が寂しい、経済的に安定したい。そういった理由もここに含まれるのではないかと思った。

この理由に関しては、厳しい意見が飛び交った。結婚していようが、いなかろうが、自分の生き方次第。独り身で家族がいなくても、友達と毎日お茶したり出かけたり、楽しそうにしている高齢者も大勢いらっしゃる。結婚して配偶者ができても、ほとんどの場合どちらかが先にこの世を去り、どちらか一方は残される。自分の将来の介護のために子孫を、、、と考えている人がもしいたら、甘えてるんじゃないよ! と喝を入れたい。子供や孫にも各々の人生があるし、自分が育て上げたからといって必ずしも面倒を見てもらえると思わないでいたほうが良い。実際に親に強要され親の介護をし、疲弊する子どもや孫をたくさん見てきた。反対に親の死目にも「親が死のうが関係がないので」といって病院側の連絡も拒否する子どもの事例も見てきた。子が親の世話をしたいと思えばすればいいが、親側が強要することではない。結婚したい理由に老後のことをあげるのは、なんだか違う気がするのである。(実際はボロクソの批判であったが優しく記載)

 

そもそも、結婚するにあたってメリット・デメリットを考えた時に、デメリットの方が多く、我々5人は結婚はするのは損だという考えの持ち主。結婚については否定的である。なぜなら

①恋愛ができなくなる

②時間が自分のために使えない

③ 自由なお金が少なくなる

④仕事が制限される可能性がある

⑤義実家との付き合いが発生する

などの項目が挙げられた。

 

①恋愛ができなくなる 

この理由が我々が結婚したくない理由として多くを占めている。共通の大先輩(50代女性)で、独身を貫き通し自由な恋愛を楽しんでいる人が身近にいる影響が大きい。また一度結婚を経験した上で同じく上記のような生活をしている方も身近に多くいる。共通して言えるのが、若々しく人生を楽しんでいる感が半端ないところ。そんな諸先輩らの生き方に感化されてしまっているのだ。

結婚する際に、「もうこの人以上の人はいなーーーーーーーい!!!」と思い、熱々の状態で結婚をしても、相手が憎らしく思える日もる。恋愛ドラマをみて、恋したい!!!と発狂したくなる日も少なくない(経験談)。なので我々は条件まみれの婚活を経て、結婚をする人の気が知れない。(婚活で出会った人をめちゃめちゃ好きになって結婚した人がいたらごめんなさい)いつまでも、トキメキを感じていたいわがままな(めんどくさい)女たちなのである。

 

②時間が自分のために使えない

これは我々看護師の特性かもしれない。相手のことを心配し世話をしがちなため、自分のための時間が少なくなる。例えば、夜勤の際自分1人だったら、昼まで寝てコンビ二で夜ご飯と朝ごはんを調達して出勤できるが、一緒に住む人がいると、相手の夜ご飯と朝ご飯の心配もしてしまう。洗濯物がもし溜まっていたら、夜勤前に寝る間を惜しんで洗濯を始めてしまったりもする。相手のことも考えて行動してしまうため、勝手にいろんなことを負担してしまう。飲み会の際も同様。自分が飲み会に参加することで相手の夜ご飯を準備できないと気になったり、申し訳ない気持ちになるのである。まず女性側が家事をするっていう思考もおかしな話ではある。が類は友を呼ぶで、5人みな同じ考えであった。

旅行だったり、自分の趣味に使う時間も相手にしらずしらずのうちに気を使ってしまい、やりづらくなる。相手は気にしていないのかもしれないが、気になってしまう。誰かと暮らすことは、窮屈である。だったら1人でいたほうが気楽という結論になった。

 

③自由なお金が少なくなる

看護師はある程度の収入が仕事を続ける限り確保されている。そのため自分磨きや、食、旅行、あらゆることにお金を使いがちだ。結婚をすると自分のために自分の好きなようにお金を使うことが難しくなる。「マネーリテラシーなんて糞食らえ!!!勝手に節約してな。将来一緒にいる気はこっちはない。」お金の話になるなり、c子は今付き合っている彼に対して激怒していた。選択肢として自分が持っている情報を提供するのはいいとは思うが、相手に強要するのは間違っていると私も思った。ちなみにc子は彼には伝えていないが積立nisaを行っているし、知る限り同年代の彼より資産は多い。お金の面で、独身の女性が徳をすることは多くある。食事や洋服、欲しい貴金属など、交際している男性が負担してくれることが多いため、自然とお金がたまる。結婚して財布が一緒になると、そうはいかないことが多い。

 

④仕事に制約ができる

 専業主婦として家庭に入って欲しい男性や、夜勤をしないで欲しい男性が一定数いる。どちらも自分自身の収入が減る(なくなる)ため、③にも繋がる。上記の希望がある男性は仕事が忙しく、高収入な男性の割合が高い。(我々調べ)

 

⑤義実家との付き合いが発生する

この項目に関しては、既婚者組のもっぱら愚痴である。割愛とする。

 

 

振り返って見ても、結婚をするメリットがデメリットを超えることはないなと改めて感じた。結婚はメリットを求めてするものではない。結婚相手に何かを求めるべきでもない(気がする)また結婚をしていない人に対して、悪い印象を持つ必要もない。結婚をしないという選択をしている人もいるのだから。婚活をしない自由。結婚をしない自由。今後も主張していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。